鬼のおめん描きました、画像をダウンロード販売開始!

120202kids.jpg
鬼のおめんの画像です。
こちらにて200円で画像をダウンロードできます。
(※2017.2.3追記:現在リンク先のサービスを利用しておらず、鬼のお面のデータは販売していませんが、5年ぶりに読み返して面白かったので、もう何種類かお面作って、セットでダウンロード販売できるようにしたいなと思います。来年にでも。)
市販の豆に付属のおめんは種類が少ないので、作ってみました。
そこそこきれいに印刷できる解像度です、2480×3510ピクセル、JPEG
プリントアウトして、目の部分を切り抜いて、
紙やゴムなど付ければ、かぶれます。
厚紙やダンボールに貼れば、丈夫になってなお良し。
一回ダウンロードすれば何枚でも印刷できるので、
たくさん作って、大オニ家族に変身できます。
プリンターの無い環境でも、
データをSDカードやUSBメモリーに移してセブンイレブンへ持っていけば、
カラーコピーでプリントアウトが可能ですよ。たぶん50円ほど。
ご家庭で迫力ある豆まきをする。
行きつけの飲み屋へつけて行って季節を楽しむ大人を装う。
つけて出社して、今年から会社で豆まきをする習慣を作る。
節分の夜に皆でつけて集まって、俺たちつくづく嫌われ者だよな、としみじみする。
人に嫌われる鬼の役を、率先してこなすあなたが、好きです。
個人の使用の範囲内で、再配布はしないようにお願いします。
今後も、絵を活かしたよそにないものを、アップロードしていく予定です。
画像クリックすると拡大します↓
120202adults.jpg
120202onihowto.jpg
508331726.jpg
本物は、木の板に描きました↑
そうそう、ダウンロードするには、ダウンロード会員というのに登録(無料)しなくてはなりません。僕も試しに会員になって買ってみました。大丈夫、怪しくないです。


(つづき)
急に思いついたのです、鬼のおめん。
当初はこのブログで始めた絵日記の1ページを、目の部分に穴を開けて鬼のおめん描いて、我が家だけで使おうか(&そのまんま絵日記で報告)と思っていたのですが、だいたい鬼のおめんといえば、市販の豆についてくる画一的なものばっかりなので、考えてみたら面白味がないわけで、おめんを配信したことで、変なおめんダウンロードしたから、じゃあ豆まきしようぜ、ということになったら、これは面白い。僕の世代は団塊ジュニアで、実家は新興住宅街で、少年時代は近所に子どもがたくさん。節分の夜には「おにはそと」の声が聞こえてきたり、節分の翌朝、小学校への通学路には、踏まれて潰れた豆がいっぱいあって、ああこの家も豆まきしたんだなあと、楽しかった。今、子らの通う保育園でも、各クラスで鬼のおめんを作ったり、実際に鬼が来たり、サンタクロースと並ぶくらいの大イベントな様子。でも家でやっているのかなあ。声をあげて豆をまくのは、やってみると少し恥ずかしい。でも楽しい。
そんなこんなで、急遽、配信販売について調べたりして、家に転がっていた板に穴空けて、夜な夜な鬼のおめんを描きました。
BGMは先日ライブに行って買ってきた七尾旅人の3枚組物語的アルバム、911ファンタジア。未来の老人が、未来のちびっ子に、むかしむかしの20世紀と911とその後の世界を話し、うたが入る。聴いていたら、何が悪で何に豆まいて外へ追いだすのか、いよいよわからなくなってきた。以前から、鬼は漂着したロシア人だ、と言うのが僕の勝手な持論。赤くて毛むくじゃら。寂しい思いをしながら、言葉の通じない小さい島の小さい人たちに怯えながら、大きく赤い男たちはひっそり暮らしていたに違いない。そんな妄想から、かつてのカレンダーは4年間、2月の絵の題材だけ特別に鬼と人のやり取りを描いた。そんな事考え始めたら、豆まきの是非論とか、ぐるぐる。外へ追い払うのは病気や災厄だ、も、一理あるし、でもその病気すら伴に歩いて行かざるを得ないのが人生だとか思っちゃったり。結局、豆まきに使ってもらうための鬼のおめんの目からは涙がポロポロ、口の中には夢に見た理想の鬼と人が共に生きる風景、豆投げつけられないじゃないか。いいんです、今は思いきり元気な声で豆まきして、子どもらがいつか鬼の絵を見たりした時に、鬼の気持ちを考えはじめたり、そんなので。絶対的な是も、絶対的な非も無いんだよー。それぞれの気持ちや考えや立場や心配なんかがあって、そういう矛盾が大好きで、絵に描いていきたいなと、最近は思っています。
以前から、ダウンロード販売については関心有り、でも僕の絵が活きるやり方ってあるのかなと思っていたり。ところが、おめんはちょうど一般に普及しているプリンターのA4サイズほどのサイズで、一般に鬼のおめんといえば平面の厚紙で、これはデータで配信しても家庭で印刷して使おうという人がいるんじゃないかと。
某有名イラストレーター先生のトークイベントで
「かつて生業としての画家の絵は王侯貴族の発注のもとに描かれ、裕福な商人が出てくると今度は商人の所有のために描かれ、複製技術が発達した今は会社の仕事(販売促進とか)のために描かれることが多いが、今、配信によって、画家を支持する1万人が100円ずつ払って、画家が100万円の絵を1枚描くということが可能になってきた、歴史上初めて市民がパトロンになる日が来るかも知れない」
と言っていたのに、衝撃を受けた。ずっと一線で活躍してきたいい歳の人。どうしたら絵で食えるのか工夫に工夫を重ねて、技術面もマネージメントの面も、無いレールを作ってきた人だからこその話。もちろんいろんな点で賛同しかねる部分はあるんだけど、ぴったんこはまれば利点(お金だけじゃなく、絵や絵を見たい人にとっての利点)になる部分もすごくあるよなあ、自分にとってのそれはどんなことかなあ、なんて考えていたのです。で、一年くらい経って、鬼のおめんでビビッときたと。
今後、自分の絵を活かせる、よそには無い画像の配信を、継続していきます。オモシロポスターとか、重厚なポチ袋とか、あとはカレンダーなんかも印刷や袋詰めや発送の手間がかからないこの方法が向いているのかもなあと思いました。鬼のおめんも毎年増やしたいと考えています。現代の日本人をモチーフに、働くおっさん鬼とか、政治家鬼とか、いい人そうな鬼も悪い人そうな鬼も。
まさか、2012年最初に描く絵が、鬼のおめんになるとはね。
では、また、ごきげんよう。
●鬼のおめん画像はこちらからダウンロードできます、200円!