雪やこんこん!
今日僕は雪だるま作りにエキサイトしました、子どもらそっちのけで一人本気に。
さあ明日2/9(日)は都知事選挙です。
都民の皆さんは必ず投票に行きましょうね。
投票行かないと、とばっちり食うのは若い世代や立場の弱い人だよー、
そんなのはそろそろ終わりにしたい。
選挙のたびに描いている段ボールイラストのレッツゴー一票シリーズ。
今回は、一枚だけ描きました。
(※追記 公職選挙法が改正されて、2016年6月から投票所に子どもを連れて入っても良いことになりました。以下は、そうなる前の2014年に投稿したものです)
以前から、
「選挙には子どもを連れて行きましょうよ、
堅苦しい場の雰囲気も軽くなるし、子どもの教育にもなる」
と思っていて、子連れで投票に行くイラストもたくさん描いていました。
ところが、これが法律的にちょっと間違いだったらしいのです。
去年の夏の参院選に家族4人で投票に行った時、
投票する部屋の入口で小1の長男が止められたのでした。
なんと、小学生以上は入っちゃダメだとのこと。
入り口にいた係のおばちゃん(長男と顔なじみ)が
投票のあいだ廊下で長男を見ていてくれたんだけど、
なんとも腑に落ちない。
帰宅して「投票所 子ども」で検索してみると、同様の記述がいくつも。
■選挙のお知らせに、投票所に子どもを連れてくるなと書いてあったので、その理由を問い合わせてみました
http://orangeorange.jp/archives/22002
■GLAY・TERU「子連れでは投票所入れない」 同様の報告続々、「なぜだめなのか」の声
http://www.j-cast.com/2013/07/26180277.html?p=all
■子どもを投票所に連れてってはダメ? 公職選挙法の抜本改正求む
http://d.hatena.ne.jp/theternal/20130722/137450085…
ざっくり言うと理由は、投票用紙を盗み見たり声に出して読んだりしちゃうと困るから、みたい。
ただ、小学生が入れる入れないは管理人のさじ加減な部分が大きいようで、
逆に子ども(幼児向けかも)に配る用の飴とか紙風船とか用意されてる「子どもウェルカムな投票所」も。
書いた用紙を読んじゃうのが問題なら、
投票用紙に書いている文字が見えない箇所から
投票の様子を見学するぶんには問題ないんじゃないの?
パイプ椅子でいいから「子ども見学席」を設けるとかじゃ駄目なの?
そうやって子どもになんにも教えないで、
「若者の投票率が低い」とか嘆くの?
最近の若者はっつって、世代のせいにすんの?
我々大人が改善していけるんじゃないの?改善しないの?
あんまりくだらん理由だったので、けっこう憤りました。
とても小さいことだけど、どうにか変えられんものかと思った。
小さいことだから、変えられる気もするしね。
で、法律は僕なんぞが一人ですぐに変えられるわけではないので、
とりあえず明日(2/9)の都知事選挙では、
「入らなくていいので、入り口から見学させてください。
投票の様子を見せたくて連れてきているのです」
という交渉をしてみようと思います。
見学なら問題ないでしょ。
今回のイラストはそんな絵。
小さい文字の、「子どもに投票を見せちゃだめ?」は、
ちょっとおかしいんですけど、あえて書いてみた。
「見せちゃだめ」とは誰も言ってないんです、「入っちゃだめ」という法律があるだけ。
よかったら皆さんも、大きめの子どもを連れて行って、試してみてくださいな。
中学生とか、難しい年頃なんだろうけど、
むしろその年代こそ連れて行って見せるべきだと思うんだよなあ。
ちなみに候補者の一人、家入かずまさんが、
ツイッターで広く政策を募集されていたので、
このことについて書いてつぶやいてみたら、
なんと120の政策の58番目に選ばれましたよ、なんか嬉しい。
http://ieiri.net/policy/
↓ 政策の元になったつぶやきが120個アカウント名付きで並んでる
http://ieiri.net/policy/tweet/
政策募集は3万件(当然冷やかし含む)も集まったんだって。
今回の選挙でこの人の動きや発想や感覚は大変面白かったんで、
webで募集してたポスター貼るのを手伝ってみた。
かと言ってこの人に一票入れるかっつーと、あんまりその気は無い。
なのに手伝いたくなる、不思議な感覚。
今回票を入れる候補者を誰にするか、僕はまだ考え中。
※段ボールイラストのレッツゴー一票シリーズ
いろんな人が一票投じるイラストを、たくさん描いてアップしています。
ダウンロード、印刷、SNSへのシェア、ご自由にどうぞ。
特定の候補者への投票を呼びかける意図はありません。
選挙に行かなかった人が、
少しでも関心を持って自分の頭で考えて投票へ行くように願っています。
(以下で過去のも見られます)
https://goo.gl/photos/ZenG2YQ1zGD3o8AN8
なんにせよ、投票、行きましょう。
政治ってさあ、生活の延長だよ、俺らの毎日と繋がってんのよ、いやほんとに。
コメント
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対応にはずいぶん幅があるみたいで、「えーそうだったの?うち毎回連れて行ってる大丈夫だよ、私も子どもの頃から連れて行ってもらってた」という人多数。ちょっと古くて論点がバラバラ(幼児についての話とか含む)ですが以下のサイトでいろんな人の投稿が。http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2004/0716/008057.htm?o=0&p=1
平成7年からは但し書きに「幼児までなら可」というのがついたみたい。それ以前は厳密には同伴不可で、赤ちゃん載せたベビーカーを放置して投票した話とか、馬鹿も休み休み言えよと思った。そういう理由からか、子ども時代は車で待たされて嫌だったという体験談もけっこうある。今は、幼児なら可、だそう。でもそういう話じゃなくてさ、積極的に見せていく方向で考えようよ、せめて子どもの代には政治を身近に感じられる日本にしようよ。