【ごめんなさい、製作途中で説明が途中からついていません。8月末ころには出来上がっていると思います】
小さな教室で個々にじっくり取り組むものから、文化ホールなどの大きな会場で気軽に取り組めるものまで、子ども向けの工作の企画運営を承っております。
対象年齢、人数、場所の広さ、時間、定員制か出入り自由か、使える道具、などなどさまざまな状況に対応して企画しています。
大人は、子どもが見栄えの良いオシャレな物やかわいい物を作って持ち帰ってくると喜びがちですが、僕が横に付き添って一から十まで「こうしなさい」と指示されてきれいな見栄えのものを完成させる工作は、僕はあまり子どものためになるとは思いませんし、子どもたち自身も楽しくのびのび工作に取り組めないのではないかと思います。
完成度の高さを求めるよりも、作り始めるとだんだん楽しくなってのめりこみ、自分なりの工夫を加えたくなるような工作の提案ができたら良いなと思っています。
さて以下に、今まで実施した工作のワークショップの一部を紹介します。
大きく分けて、二種類。
1. 家ではできないような規模のものを集団で一緒に作る工作ワークショップ
2. 個人で作って持ち帰る工作ワークショップ
ケースバイケースでその場所にあったものを考えて実施しています。
お気軽にご相談ください。
1. 家ではできないような規模のものを集団で一緒に作る工作ワークショップ
1-1.みんなで大きな絵を描こう
(幼児~大人対象、時間や人数はさまざま)
本業の絵描きの得意分野を活かし、壁や大きな紙など大きな画面に、大きな絵を描きます。制限なしで思い切りのびのび描かせれば、参加者の年齢や終わるタイミングにもよりますが、最終的に全部ぐちゃぐちゃに混ざって茶~灰色の混ざったような画面になります。それはそれでなかなかできない体験ですし爆発するエネルギーがとても面白いのですが、もう少し「絵」というものを意識したい場合は、始める前になにかしらのテーマを設けます。「今日は海を描きます」とか、「この部分は海で、こっちは森ね」とか。
人の目に触れる場所で、あまりにも混沌としすぎると困るような、ある程度の完成度が求められる場所の場合は、みんなで描いた後に僕が全体のバランスを整えるために加筆をするケースもあります。その際も、基本的には子どもの絵を塗り重ねることはせず、周囲に鳥を飛ばしたり草木を足したりします。
目的に応じて、その都度良い方法を相談して決めていきます。
1-2.ダンボールの家をつくってつなげてあそんでこわれたらなおしながらまたあそぼう
(幼児~小学生対象、時間や人数はさまざま)
以下の写真の会場はたぶん一辺6~8m(正しい数字は覚えてないです)くらいあるような広い会場でしたが、もっと小規模な場所だったり、親子共同参加だったり、今まで10回近く、いろいろなところでいろいろな条件下で開催しています。
子どもが入れるような大きなダンボール箱と、マジックや色紙やカラーセロファンやクレヨンなどの材料(会場の規模によりケースバイケース)を用意して、最初は個々に一つの家を作ってもらい、タイミングを見計らって、声をかけて個々の家と家をつないでいきます。それは町か、城塞か、トンネルか、だんだんなにがなんだかわからないけども、とにかく「生きて変化している巨大な建築」になります。
作るのに飽きてすべての家々を通り抜ける子、家々のポストや外壁や看板や旗など装飾に生きがいを見出す子、ひとつの家の完成にひたすらこだわって作り上げる子、人々が通り抜けることによって当然あちこち壊れるのですがそういう箇所をひたすら探して補修し続ける子、補修と似ているけど、弱そうな場所を探しては壊れる前の補強を続ける子、、、年齢や性格の違いでしょうか、居合わせた子たちがそれぞれ好きなことをやっているだけなのに、ダンボールの町ができていく様は毎度面白いです。
1-3.ビー玉コロコロタウンをつくって遊ぼう
(幼児~小学生対象、時間や人数はさまざま)
文化会館の芸術監督と体を使ったりなにか作ったりして遊ぼうという月に一度の企画があり、芸術監督のかたが参加できない月にピンチヒッターでお声がけいただきまして、その際に考えて実施したワークショップ。坂道にビー玉を転がすシンプルなものですが、案外このくらいシンプルなことが楽しい。大きくて大勢で共有するとなお楽しい。空き箱や紙コップや色紙、マジックなど、いろいろな素材を置いておいて、作ったり遊んだり試したり調整したり、点数制度を考える子、どこから出てくるかわからないトンネルを開発する子、ビー玉置き場を考案する子、なにもなかった坂にいろいろな機能がうまれます。
この日は十数人の小学生たちが対象でしたが、もっとたくさんの人数でもやれると思いますし、幼児でも楽しめると思います。当日の様子は富士見市民文化会館キラリ☆ふじみのサイトにたくさんの写真とともに報告されてますので、ぜひそちらを御覧ください。http://www.kirari-fujimi.com/view/668
1-4.川下りをつくってあそぼう
(幼児~小学生対象、1時間程度)
南池袋第二公園(通称らくだ公園)で月に一度開催しているプレーパークで、なにかワークショップ的なことができないかとお誘いいただき、・夏の屋外の公園で暑いので水を使って遊べるといいな・幼児から小学生高学年まで幅広く来る・プレーパークなので子どもたちの自主性にゆだねて発展性をもたせたい、あたりがポイントかなーと考えてみました。
食品トレーや牛乳パックを切って油性ペンで絵を描いた船や魚を、水路に流して遊びます。流した水がタライに溜まるので、そこからすくって好きな場所まで水を運んで流せるのがポイント。水路のコースを変えたり、滝を作ったり、水路に絵を描いたり装飾を加えたりも可能です。
1-5.ダンボールの大きな人や動物を飾りつけよう
(幼児~小学生対象、1時間程度)
じっくり作るというよりは、幅広い年齢が集まるイベントで、床に敷いたダンボールで作った平面の実物サイズの生き物に、30分ほどで大勢ででたらめな装飾をして、出来上がったら立ててみるとちょっと面白くて小さな感動がある、というような、大勢で気軽に楽しむでたらめ飾りワークショップ。
1-6.大きな海賊船をつくって浮かべよう
(幼児~小学生、1時間程度)
2. 個人で作って持ち帰る工作ワークショップ
パレードの衣装を作るワークショップ
母の日のカード
鯉のぼり
こんなプールがあったらいいな
くす玉
Tシャツのリメイク・デコレーション