新アトリエへの引っ越しから2ヶ月が経過して、移行作業やら確定申告やら子どもの進級やらありつつ、お仕事でも子どもたちと大きな壁画を作ったり(これもそのうち報告します)、毎週木曜は工作を教えに行っていたり(これもそのうちまとめて報告せねば)、ご依頼のイラスト仕事に取り組んだり、なんやかんやバタバタの3月4月でした。
今回はそんななかで開催した、オンライン工作ワークショップの報告。
かれこれ10年近くお世話になっている、大規模マンションの住民間のコミュニティ作りのお手伝いなどをされているデザインショップまちやさんからご依頼いただき、今まで年に十回ほどリアルでやってきた工作のワークショップを、コロナな状況下でどうしたら継続していけるか模索をしています。
クリスマスには、過去にやったプログラムの中で画面越しでもできそう&楽しめそうな、クリスマスの絵を描いて穴を開けて、乾電池で光るLEDを差し込んで光らせるクリスマスイルミネーションづくりを3回開催。やってみることでわかるリアル開催との違いと、通底している共通点、オンラインならではの良さも見えて、なるほどと感じ、春にも二箇所で開催のためになにか新たなプログラムをということで、ここのニーズに合いそうなオンラインワークショップをまちやさんと模索して、森の家(デザインショップまちや所有の南房総鴨川市金束のログハウス、都会のマンションに足りない自然との触れ合いの拠点として活用されている)の周囲に落ちている木々を使ったコリントゲームを作るワークショップを開催することに。
オンラインで、幼児〜小学生までの多年齢で、全国対象ではなくマンション内が対象なのであんまり尖った企画だと参加のハードル上がっちゃう、気軽に参加したくなるわかりやすい工作というのが条件。参加者に届く材料キットに入っている説明書を見れば、ぶっちゃけ動画のレクチャーが無くても作れるような、簡単な工作です。ですが、zoomで10軒の家をつないで、みんなが作ってる姿が見えて声が聞こえたりすることで、一人でキットを取り寄せて黙々と作るのとは違う、「作る空気・作る時間」が生まれます。家の中でも、画面越しでも、それがいくらか伝わるればワークショップは成功。新しいアイデアが生まれたり、それを画面越しに見て発展させる別のお部屋の子がいたり。
この写真の日は、横浜市のマンションに行き、そこの共用施設から参加者さんの部屋に配信という、オンラインとしてはなかなか珍しい形。オンラインなんだから家からやればいい、と考えがちですが、そこに行くことでマンションの企画をするお父さんたち(この難しい状況下で工夫を重ね頑張られてる、当然住民それぞれにコロナへの温度差は違う)に会えたり、終了後に受講者さん親子が作品とアンケートを持って個々に会いに来てくれて感想が直に聞けたり、ああ会うって大事だよなと当たり前のことを感じつつ、コロナな状況はまだしばらく続きそうなので、オンラインでももっと面白いことができるんじゃないかなと模索していきます。
以下、終了後に持ってきて見せてくれた作例を紹介します。
【5/5 11:00〜11:40 無料オンライン工作ワークショップやってみるよ、参加者募集】
そんなオンラインワークショップの気軽な実験を、5/5にやってみようと思ってます。
あまりにもどこにも行けない空気の2021年ゴールデンウィーク最終日5/5こどもの日、なんか面白いことしたいじゃないですか。
コリントゲームではなく、家の壁をに紙でコースを貼り付けてビー玉やおはじきを転がすシンプルな工作遊び。11時より40分間。大人のみの参加も可能です。
colorアットマークyasmichi.com にメール、
あるいはFacebookやインスタグラムにメッセージなりコメントいただければ、ZOOMのアドレスを返信します。イメージは以下動画とその詳細欄をご覧ください。
用意するものは、ビー玉かおはじきかコインやCD盤、広告などの大きめの紙、マスキングテープ、zoomを使えるスマホかタブレットかパソコン。
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