こいのぼり作りますよー。
以前からサイトやらメールニュースやらSNSやらで告知していましたが、4月盛りだくさんでいろんな活動があったためにブログでの呼びかけが遅くなりました。5月5日、埼玉の東松山市、原爆の図丸木美術館の開館記念日イベントにて、こいのぼり作りワークショップをやります。
カレンダーの5月の絵が、現実になったー!しかもあの丸木美術館で!嬉しい、そして大変光栄。
障子用の紙に、描いたり貼ったりして作ります。
目玉が肝心だ!思い切って描こう。
手形も押したい、どん!
ちぎって貼ろう、びりびり、ペタン。
汚れても良い格好で、おいでください。
できたー。
以上の写真は、家で息子らとお友達と3人で実験的に作ってみた時の様子。
絵の具以外にも、マジックやクレヨンやハギレも用意しておくよ。
当日は丸木美術館の入口前の庭みたいな場所で描きます。室内で描くより広々として開放的で楽しいでしょう。(雨天時は屋根の下でやります)
参加費はこいのぼり1匹につき500円。うちは子どもいないし大きいのは必要ないけどインテリアに飾りたい、とか、小さいほうがかわいいわとかであれば、小さいのでも構いません、小さいのも大きいのも1匹500円。
10時から15時くらいまでの時間で、随時受け付けています。サイズにも寄るけど、早い人なら15~30分ほどで描きあがっちゃうかな。もちろんじっくり集中して作るのも大歓迎。その場で乾かして、乾いたら貼りあわせて組み上げますが、時間が無ければ組み上げる前に持って帰っていただいてもOKです。簡単な工作なので、帰宅してからじっくりやればいい。
各自で作って持ち帰っていただくものとは別に、僕自身と皆さんとで、大きいのを一つ作ろうと思います。
作って持って帰るほどじゃないけど、ちょっと描き入れたいなという人は、皆で作る大きいこいのぼりに一筆入れたり貼ったり手形を押してくれてたら嬉しい。
ついでに僕のカレンダー、ハガキ、うちわなどの展示販売もします。
丸木美術館は、広島に原爆が落ちて数日後に広島入りした丸木位里さん(広島出身)と、その妻の俊さんの二人が合作した「原爆の図」という連作(社会の教科書に載ってたので知ってる人も多いはず)を展示するために建てた手製の美術館。日本中、世界中から展示したいと呼ばれて、大きな絵を担いでたくさん運んで行って見せて、「もう行くのはくたびれたから皆が来る場所を作ればいい」と言って、位里さんの故郷によく似たのどかな土地を選んで建てたんだそう。裏には小川が流れていて、とても素敵なところです。大きな大きな絵をたくさん展示するために、増築に増築を重ねたツギハギの可笑しな建物。突然小川を望む和室があって、そこにはたくさんの書籍と、お絵かきも出来るように色鉛筆と紙があったり。
絵だけ見ると重たくて苦しいのだけど、本なんか読むと実はお二人とも相当ユーモラス。俊さんは戦前にゴーギャンに憧れてミクロネシアのパラオとかに行ってるような、行動力あふれる女性。ユーモラスといえば、位里さんのお母さんで70歳代になってから絵を描き始めたという丸木スマさんの作品も、元気で可笑しくて大大大好きです。夫妻の絵との出会いは沖縄の佐喜眞美術館。圧倒的なパワーに立ち尽くしてしまって、「ああ絵というのはこれだけの力になり得るのか」と思い知らされた絵画体験。夫妻は、今僕が住んでいる椎名町駅界隈に住んでおられたことがあるそうで、ちょっとご縁を感じたりしてます。丸木美術館で過ごす一日、生前の二人の話などもいろいろ聞けそうで楽しみです。
当日は、高校生以下入館無料だそう!
無料のシャトルバスも出ます。
東武東上線つきのわ駅南口→丸木美術館
11:30 12:30 13:30
丸木美術館→つきのわ駅
11:15 12:15 13:15 16:00 イベント終了後
※乗車定員を超える場合、しばらくお待ちいただきます。
その他の交通
つきのわ駅南口より徒歩30分
森林公園駅南口よりタクシー(約10分)
お車でのご来館は
関越自動車道・東松山インターより小川方面へ約10分
13:30からは館内でフリージャーナリスト外岡秀俊氏の講演と、寿のライブ(大好きです)もあります。講演とライブを見るには別途イベント協力費500円がかかります。
そう、なんと大好きな寿のライブもあるのだー、やったー。
丸木美術館未体験の皆々様、是非おいでください。
●原爆の図 丸木美術館ホームページ
コメント