通販のコーナーに近年の絵を陳列しました、2017年は久々にTシャツ作りたいなと思案中。

産直!井上ヤスミチ http://shop.yasmichi.com/

Tシャツ販売とカレンダー作りをしなくなってから、長いこと放置気味(細々と運営はしていたのですが)だった通販サイトに、ここ3年くらいで描いた絵たちを陳列しました。ぜひご覧ください。良かったら買って下さい。

絵を買って、家のどこかその絵がちょうど良さそうな場所に飾っておくと、ちょっとだけ毎日の感じが変わります。いやほんとなんですって。通るたびにそこを見たりして。最近違った見え方をするなあとか、作家は元気でまだ描いているかなあとか、季節が変わったなあとか、ちょっとした暮らしのアクセントに。

もしもそこにずっとその絵あるのが当たり前になって、マンネリ化してしまったら、別の絵を飾ってみるとか、場所を変えるとか、季節を感じるものならまた同じ季節がくるまでしばらく寝かしておくとか、変えてみることも大事。絵はね、掛け替えるのですよ。もちろん僕の絵でなくても、他の作家さんの絵でも、自分が描いた絵や撮った写真でも、子どもが学校で描いたものでも、なんでもいいのです。住宅事情とかもあるけれど、あまりにも絵を飾らない日本で、絵がある暮らしの提案とか、飾りやすい絵の形の模索とかも、画家がやっていかなくちゃ絵が売れないのかもなあと、考えたり。

日本では家で飾る用には小さい絵が売れやすいけど、欧米では自宅用でもでかい絵のニーズのほうがあるんだそうな。おもしろい。それって住宅事情だけじゃないよねえ。習慣とか好みとかか。

時代は断捨離でミニマルでタイニーハウスがブームなんだし、音楽も絵もどんどんデジタルになって光に乗って端末の中に現れるようになって久しいけど、それでもまだあえてモノとしての絵を描くっていうんなら、なぜそれをするのか、なにがいいのか、考えて考えて、言葉でも説明できなくちゃなあ。買ったことのない人、買う習慣がない人にも、買ってみようかと思ってもらえるようなアプローチがきっとある。

あ、それから、春夏までにTシャツの絵柄を考えたいなと思っています。今はネパールの絵本でいっぱいいっぱいなので、ひと段落した春以降になっちゃうかな。もう家で刷ったり描いたり染めたり在庫抱えたりはしません。必要に応じてメーカーが印刷してお客さんに届けてくれるサービスがいっぱいある。かつて作っていた一点ものクラフト作品としてのTシャツではなく、グラフィックを乗せて楽しむ、着ていることでコミュニケーションのきっかけになるような物を考えたいなと思ってます。

では、またー。

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