ずぼらな庭プチ菜園にて去年かなり遅い時期にまいた大豆がほったらかしだったのを思い出して収穫しました。夏の枝豆をそのままにして茎や葉からさやまでからからに乾いたらそのさやの中にあるのが大豆です。枝豆と大豆が同じと知らない人が意外と多い、かくいう僕も何年か前まで知らなかったです。味噌醤油豆腐納豆きなこも、みんな大豆。
(つづき)
そんな日本で消費される大豆のほとんどが、輸入に頼っており、最近ちらほら耳にする遺伝子組み換え大豆。なんでも、大豆を大規模に育てるにあたり都合の悪い部分を都合良くするために、大豆とは縁遠い植物以外の生き物なんかの遺伝子まで組み入れて、例えば除草剤に耐性を持たせたりしているのだそうで、人体への影響が未知だとしてヨーロッパでは厳しく規制されているけれども日本では規制が少し緩く、逆にアメリカやカナダではバンバン(本当にバンバン)作っているそう。除草剤に強い遺伝子組み換え大豆には除草剤をバンバン使っても大豆だけ生き残り育つから、そういう農薬の残留も困るし、それ以前に、自然に存在し得ない他種の遺伝子を持った植物なんて恐ろしい。植物どころか、「人の遺伝子を組み込み、通常の5倍の速さで成長する遺伝子組み換えサケ」の卵が販売準備中、おーなんじゃそりゃー(グリーンピースジャパンのサイトより)。世に放たれたら野性のサケとどんどん交雑して、遺伝子組み換えでない物が無くなっていく恐れもあるのだそう。植物の場合も同じ。
さて話は大豆に戻り先日見たテレビ番組のドキュメンタリーだかニュースだかでは、アメリカで「大豆に含まれる脂肪」が話題騒然のため、遺伝子組み換えで作った「脂肪を含まない大豆」を使ったお菓子じゃないと消費者にウケないから農家は遺伝子組み換え大豆ばかり作り、日本向けの遺伝子組み換えでない大豆を作る農家が減り、値上がりに繋がっているとか。アメリカ人が太るのは大豆の脂肪に原因があるわけではないと思うのだがアメリカ人とはそんなに馬鹿なのだろうか。僕は自分が太ったのが油とお菓子と飯の食いすぎであることくらい自覚はしている、豆のせいなんかには出来ないだろ普通。
バイオエタノールの原料で使われた(これも好きじゃない、大豆やコーンは車の燃料じゃなくて食べるものだと思う)ことで、米国大豆は大きく値段高騰。それにより豆腐などの大豆製品の原料を国産大豆に切り替える日本の業者が増えているそう。庭などあるなら大豆植えませんか?夏に採って枝豆として食べるも良し、秋まで待って大豆を採るも良し。その大豆で味噌など作るも良し。味噌なんて煮豆に塩とこうじと混ぜてほっとけば出来る。大豆は日当たりさえあれば、痩せた土地でもプランターでも育ちます。そのうえ豆科は根に菌を飼い土に窒素を留めてくれます。これこそsoyでjoy!暮らしにちょっとは緑を。
参考サイト:グリーンピースジャパンのサイトの遺伝子組み換え問題のページ
コメント
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空豆いいですね。またお話聞かせてください。伊豆の冬はいかがですか?
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うちも今年はプランターで大豆を育てようと思ってます。枝豆をほっといたら大豆になるって、私も最近知ったよ。豆腐をつくって食べたいんだ~。
今はソラマメを育てているよ。