2017年夏の振り返りその一。なりきりサーカスワークショップでいろいろなピエロの衣装ができました

9月もそろそろ終わろうというところで今さら夏の振り返りかよってなもんですが、ようやく余裕ができたのでざざっと振り返ります。4回くらいにわけて振り返る予定の、その一。

2017年7月8日~9日、埼玉県富士見市民文化会館キラリふじみにて開催の、サーカスと地産地消市場をミックスした「サーカスバザール」というイベントの中で、へんてこな衣装を工作して身につけてサーカス団の仲間入りをしてしまおうという「なりきりサーカスワークショップ」の企画と運営を担当しました。

予約制ではなく、出入り自由で好きなだけ作って飽きたら出ていって良いような感じで、お客さんがどっと押し寄せる(数える余裕ないのだけど、材料の減り具合から見て少なく見積もっても200人はご来場)ので、材料をたーくさん用意しておいて、なんとなくおおまかな作り方の巨大ポスターを三種類(マスク、帽子、マントのつくりかた)壁に貼っておき、あとは親子で自由に作ってねという、野放しフリースタイル工作エリア。ちなみに養生した壁面や床は落書きし放題(サーカス団の座長のたっての希望)となっております。去年に引き続き2度目の企画運営で、イベント側の望むところもお客さんの感じもある程度わかっていたので、気兼ねなく思い切り取り組めました。装飾用に作った巨大ピエロ(正しくはクラウン)にもご注目!

動画は開始直前の会場の様子↓

 

以下、画像たくさん。クリックして全画面に、さらに虫眼鏡マークをもう一度クリックすると拡大表示されますよ。

 

開始5分位かなあ。

 

開始10分もたたずこんな状態。ちなみに入り口はもう一つあります。つまりこの倍くらいの人数が一度に。

 

彼は来るなり、ベストを作るんだと宣言し黙々と作業し続けてた。

 

不思議な帽子とピンクのマント。あらかじめ絵の具を塗りたくった模造紙をやぶいて山のように積んで、素材として置いてあります。

 

リボンのブレスレット。セロファンで器用に作ってあるなあ。

 

バナナのように途中から曲がってるマント超かっこいい。混み合うのと年齢も幅広いので、危険防止のためハサミを用意していません。あらかじめ切ってあるカッティングシートの切れっ端をつなげたり、素材を手で破いてうまいこと作ってある。

 

なかなか独創的な服!赤いガムテープが効いてますね。

 

へのもん、良いたたずまいだったなあ。

 

最高なお父さん。親御さんがお子さんの衣装を作っているケースが多いのだけども、できればこうやって自分が作ったものは自分で身につけてほしいの。親が自分で楽しんでると子どもにも伝わる。ふふふ、セクシーダイナマイトなデカパンビキニ、おっぱいから血が出てる?帽子も蝶ネクタイもキマってるなあ。

 

日に何度か出現するムンドノーボぽこブヨ~ダンさんのパレードに、なりきりワークショップで変身した子どもたちを合流させて会場の空気をより面白くする、というのが工作企画の裏テーマ。

 

あ、あなたはさっきのベスト王子!!!

 

ムンドノーボぽこブヨ~ダンさんは、自作の人形を子どもたちに託してパレードが増殖する。この転がしている球体の中にも、くるくる動く人形が設置されていたり。

 

工作の部屋で作っておしまい、ではなく、それを身に着けて部屋から会場に放出していくことで、会場全体の雰囲気がちょっとでも面白くなれば。これはフェイスペイントでも同じだなあ。

 

よく見ると人形の土台の台車がギターケース。運搬に使う箱までパレードに利用する、無駄のないシステム。

 

この人形のひとつひとつがくるくる違う動きをするのです。とんでもないのです。涙ちょちょぎれます。いつ見ても、何度見ても、大感動、大尊敬。

 

くじゃくもいる。

 

最後まで楽しい

 

よく見ると、リボンのついた上着とスカート。前みごろのみのいさぎよさ。エプロン式。

 

いつもどこかのタイミングで、必ず男子が剣を作りはじめる。そしてそれが爆発的に広まる。ここは作る場所だから、戦うのはよそでやってくださいね。

 

綺麗にまとまってる!

 

カラーのクラフトテープで作ったお花もきれいで、葉っぱが透けてるのが楽しいね。異素材の組み合わせ。

 

今年は張り切って「講師紹介コーナー」なんぞ設けてみたが、開始早々落書き少年少女らに侵食されたのだった。彼らに営業妨害的な悪意とかはない。一番入り口の目につく、落書きしやすい場所に僕の自己紹介を貼ってしまったのがいかんかった。

 

ひひひ、僕が仕込みで描いておいた、サーカスの観衆が全否定されてた。バツバツバツ!

 

サーカスバザール、ヨーロッパなんかでは、バザールの一角で大道芸が見れたりするのはごく普通だそうで、なにかバザールにもひっかけたピエロ(正しくはクラウン)が描きたいなと思い、夏野菜でジャグリングさせてみた。キュウリ、トマト、スイカ。これだけの数いっぺんにやったら世界記録なのだそうな。

 

空中ブランコする二人。壁面の巨大ピエロ(正しくはクラウン)は、狭い我が家でパーツごと分けて描いて、現地で組み立てました。4.5m×9mくらいの面積だったかな。天井までの高さも4mほどあり、大きなのが必要だった。

 

製作中の様子。リビングのテーブルとか片付けて、家を占拠。宿題する息子と比べると大きさが伝わるかな。

 

文字も大きい。

 

衣装の素材になった模造紙。会場で当日絵の具を使うことは難しいので、あらかじめ絵の具でいろいろな色をつけた模造紙を用意して、これをちぎったものを積んで山にして素材として提供。

 

以下は360度ぐるっと好きなところを見られる画像。マウスドラッグ(タップやスワイプ)でぐるりと見えます。画像をさわってみて。全画面表示にすると楽しいよ。


たぶん、また来年もやらせていただけるんじゃないかという感じです。ホールではプロのステージあり、無料で見られる若手のステージもあり、ジャグリングのワークショップもあり、バザールもあり、盛りだくさんで楽しいよ。また来年。

度を越えて壁画を張り切りすぎた2016年の模様はこちら。ワークショップでやってることはだいたい一緒です。

■キラリふじみウェブサイト サーカスバザール2017

 

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