シーズン オブ ゴッキー

夕飯時、廊下にあらわれたゴキブリを見て、タロウ2歳がはしゃいで競争した。
すばらしい。
余分な知識が無いおかげで、
生き物に変な優劣をつけずに付き合えるというのは羨ましいもの。
すぐ後に、新聞丸めた専用棒で撲殺されたゴキブリを見て、
きっとゴキブリはつぶすものという、要らぬ知識が刷り込まれてしまった事でしょう。
カブトムシがかっこよくて生かされて、ゴキブリがかっこよくなくて潰される、
などというのは、人間の勝手極まりない序列付けだと思いつつ、
カミさんはキャーキャーうるさいし、やっぱり台所なんかで増えると嫌なので、
ゴキブリは見つけ次第、ゴッキー専用棒でもって、潰します。
矛盾だらけだけれど、それが人間、許してゴキブリ。
近所の公園でテントウムシにビビリまくるちびっ子を見たが、
ああいうのはちょっと悲しいなあ。
エアコンのある部屋で暮らす犬、とかは御免だけど、
いつか田舎で山羊など一緒に暮らせたら良いな、とは思います。
今は台所の段ボールコンポストとヌカ床に数多の細菌を飼っているけど
見えないのよね姿。
あとは庭にミミズやら団子虫やらカナブンの幼虫やら、
彼らが野菜作りを少し手伝ってくれている。
キャベツから出てきた青虫を5センチくらいまで近づいて見て、
タロウの目はキラキラ。
人も死んだら燃やさずに土に還れば、
いろんな生き物が喜んで分解するのに、と思う。
暖かくなると大都会であっても生き物が活発になるものですね。
ああ、蚊よ、俺の血を吸ったぶん、何か恩を返しておくれ。ポリ、ポリ。

関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました