包丁研ぎとゴーギャン

火曜の朝方帰宅し、働き続けてきた八月、久しぶりの休み。ゆっくり休んで、出発前Tシャツ作りの日々でゴタゴタになっていた台所やなんかの片付けと買出し。旅が終わったらやろうと思っていた包丁研ぎとゴーギャン展を鑑賞してきました。
包丁は研ぎ石すら持っていなくて、今までは、ローラーが付いていて間で引けば研げる「シャープナー」という便利グッズでささっと研いでいたものの、刃が痛んでシャープナーで研いでも切れ味が少しの期間しか持続しなくなったので、ついに砥石購入。説明書き読んで適当にやりましたが、とても心地よい時間でした。去年買った現役のものと、10年使っていた古いサブの包丁も研いで、無事切れ味復活。どのくらい研いでやればいいのか加減というものがわからないけれど、そういうのはやっていけばわかってくるだろうし、やろうという気になったことが大事。もし悪くしてしまったとしても、ベラボウに高い包丁ではないので、経験を買ったことにすれば良い。野菜なり肉魚なり、毎日何かの命を食べやすいサイズに切っている大事な道具、包丁。食べることを絵に描くことが多いですし、ちゃんと手入れしてあげなくちゃね。
ゴーギャン展は皇居の近く、東京国立近代美術館にて開催中。120年くらい前、私らのおじいさんのお父さんかそのお父さんくらいの、そうは遠くない時代、金融業から画業に転身しフランスを捨てて人本来の暮らしを探しタヒチへわたり、最後にはさらに遠くの島へ渡って死んでいます。きのう午後、堪能してきました。色の使い方、同じポーズの反復、あったであろう葛藤、いろいろ勝手に考えて、上の階の常設展示では日本の近代画家の絵が少しずつ沢山並んでいて、もうお腹いっぱいで帰宅。何も出来ずに寝たのは、展示見て多くを感じた証拠かな。
最近描いた大きな絵を、佐渡ECでも富山スキヤキでもTシャツの背後にひっそり飾っていて、可愛らしい絵ではないので当然反響は多くないのですが、とても尊敬する何人かの先輩方に、良い反応をいただけた。「昔のより、こっちの方が全然良い」と熱っぽく言われて、とても嬉しかった。2009秋冬は、たぶん絵を沢山描きます。