コロナ自粛期間中にダンボールで作って改造を続けたダンボールのお城を紹介します。

新型コロナウィルスの感染拡大に伴う3月4月5月の自粛期間に家で子どもたちとやった工作を紹介します。

学校も保育園も休みになり、「友達と公園で遊ぶのすらちょっと」という空気(5月は区が公園の遊具を縛ったりしてたほど)の中で、毎日家でゲームして漫画読んでるだけっていう過ごしかたもやだなー、継続して発展させられる工作とかできたらいいなーと思って、ディズニープリンセスが好きな末っ子のリクエストでもあったお城をダンボールで作りました。最終型の動画がこちら。増築に次ぐ増築でいろんな機能がついて、お城というよりは工場みたいになってる。

建築開始は3月末頃。突然の休校宣言が2月末に出て、長男と次男が急にお休みになってから1ヶ月経過、五輪延期が決定し世間は「緊急事態宣言はまだか」という風潮で、こりゃ4月に春休み終えても1学期始まらないんじゃないの、というタイミング。

息子たちにあれやこれや投下する暇つぶしアイデアの一つとしてこの築城を提案。30キロのお米が入っていた白くて大きいダンボールが2つあったのでそれを母屋に使い、屋根の一部を平らにしてその上に高さの違う筒状の塔をランダムに立てる。白ベースで、塔がたくさん立っていて、三角屋根など所々に水色が入っていれば、ほーら、浦安に鎮座するプリンセスのお城っぽいじゃないか。ちなみに「子どもが入れる大きなダンボール」ですが、ドラッグストアやスーパーなどでトイレットペーパー・ティッシュ・紙おむつなんかの空き箱がゲットできると、大きくておすすめ。
写真はわりと初期段階のお城↓

これは建築当初のもの。シンプルでお城っぽい。

おおまかな形ができたら、末っ子にキラキラホイル折り紙を好きなように切らせて自由に貼らせたり、屋根の上に旗をつけたり、窓をここに増やそうとか、遊びながら、気が向いた日にちょこちょことなにかしら追加していく。取っ手がないからドアを開けにくいと言って、自らトイレットペーパーの芯を使って輪っかのようなドアノブ(?)を取り付けていたり、LEDの明かりを入れてみたり、塗り絵を切り抜いて貼り付けたり、城の住人(姫・けらい・わに!など)を作ろうと画用紙に描いて切り抜いて割り箸の持ち手をつけてペープサート人形のようなものを作ったり、そのペープサートが着れるようなドレスを作って、ドレスを収納するクローゼットを室内に作ったり。

お城といえばプリンセスのドレス、画用紙にクーピーで描く。僕や息子たちだと城といえば攻防に使う仕掛けとか秘密の抜け道とかモンスターの部屋とか牢獄とか考えそう。

 

見えにくいけど、室内奥に設置してあるのがクローゼット。画用紙のドレスを差し込めるようになってる。

小5の次男が気に入ってこの中にタブレット端末を持ち込んでyoutubeを見ていたのも印象的。狭い空間って楽しいよね。奥の壁をタブレットの画面のサイズに切り抜いて、そこにタブレットを埋め込めるようにして、小さな映画館みたいにもした。

築城開始から一ヶ月くらい経ち、だいぶ飽きて使わなくなってきた段階で、城全体を使ってビー玉コロコロにしようと提案、ここで外観が城じゃないなにかに。これには長男次男がけっこう燃えて、城の中にまでビー玉の通り道が作られて城に入れなくなったり(内部の道は作りが甘いのでのちに崩壊)、最終地点はいい音がする缶が良いねと城の内外に缶を設置したり、盛り上がった。外壁に小さな穴をたくさんあけてイルミネーションライトをブスブスと差し込んで、プラネタリウムっぽい感じにも。

最終形。中で末っ子がyoutube見てる。ビー玉のルートは最盛期は4つほどあった。

その後、6月に保育園も学校も始まり、近頃は使用頻度はめっきり減ってオブジェ化しています。家族5人が暮らす狭小住宅で、幅80cm高さ150cmのお城は貴重な生活スペースを奪ってもいるので、そろそろ解体してごみに出そうと思っているところ。 

子どもたちはいろいろな作業工程を楽しめたし、作った城で遊べたし、思いついた改良のアイデアを実際に形にするという経験もできて良かったと思う。新たなものを作るにはスペースの確保も必要で、壊さないと新しいものは作れない!壊してスペースが空いた時に「今度はこれを作ろう」という声が子どもたちから自然と出てくると面白いな。 

再度の緊急事態はそうそう宣言されないと思いたいですが、コロナに限らず、長雨とか怪我や病気の療養とかいろんな理由で家で長めに過ごさねばならないこともあるでしょう。そんな時のちょっとしたヒントになればいいなと思って、書き残しておきました。

さあ週末はお城破壊祭りだ!落城でござる!

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